よくある質問：著作権の保有

記事の内容：

• 著作権とは何ですか？
• 著作権を有するとは、どういうことですか？
• 著作権は政府に登録する必要がありますか？
• 著作権を維持するには著作権ロゴ（©）を入れておく必要がありますか？

著作権とは何ですか？

著作権とは、原作者のオリジナル作品に付随する知的財産権です。写真、文章、動画など、オリジナルの作品を作成することは、同時に著作権で保護される作品を作成していることを意味します。

オリジナルとは、自分自身で作成したことを意味します。作品が画期的なものでなければならないという意味ではありません。アイディアや特定の事実そのものが著作権で保護されることはありません。

著作権を有するとは、どういうことですか？

あなたが著作権で保護された作品を作成した場合、あなたは複数の権利を保持することになります。これには、著作物を複製、配布、公演、改作（または派生作品の作成）する権利、および、ライセンスを供与する権利が含まれます。

これらの権利はあなたが自分自身で行使できるものでもありますが、さらに重要な点は、著作者以外の他人がそれらの権利を行使するのを抑止することができるという点です。また、自分の著作権を他の誰かに売却することもできます（法的用語は「譲渡」です）。

著作権についての詳細はこちら：

• 複製 = 作品の一部、もしくは全てをコピーすること。
  • 例：動画ファイルをDVDに焼き付けること、など。
    
• 配信 = いかなる様式であれ、作品のコピーを作ったり、それを公表すること。
  • 例：DVDを複数コピーし、それをオンラインで販売する。もしくは、Vimeoに動画をアップロードし、他の人が視聴できるようにする。
• 公開上映 = 公共の場で動画を発表、上映すること。
  • 例：劇場で自分の作成した動画を上映する。
• 改作 = 元の作品の一部を複製して、新しい作品に作り変えること。（改作による成果物は「派生作品」と呼ばれます。）
  • 例：動画の再編集バージョンや続編。
• ライセンス = 他の人に上記の権利のすべてまたは一部を供与すること。
  • 例：映画館に自分が作成した動画を上映する権利を与えるか、または、配給業者にあなたの映画を配給する権利を与えます。

著作権は政府に登録する必要がありますか？

いいえ。あなたが作品を作った場合、自分で使用したり販売したりできる著作権はあなた自身が生み出すことになります。ただし、許可なくあなたの著作権を利用した人を訴える権限を有したい場合は、米国著作権局に登録する必要が出てきます。ただし、国によって著作権法が異なるので、ご了承ください。

💡ヒント：米国の法律では、著作権を登録するよう推奨しています。著作権が誰かに侵害される前に登録すると、法令損害賠償を求める権利や弁護士料など、特定の追加救済策が利用可能となる場合があります。

著作権を維持するには著作権ロゴ（©）を入れておく必要がありますか？

いいえ。作品が著作権で守られていることを人々に知らせるためにロゴを使う人もいますが、必須ではありません。