iMovie は多くの Mac に標準搭載されているシンプルな動画編集ソフトです。Mac App Store でも無料でダウンロードできます。
iMovie から Vimeo に動画をアップロードするには 2 通りの方法があります。(注意:以下のチュートリアルは、iMovie デスクトップバージョンにのみ使用できます。モバイルアプリ用の手順は異なります。)
パソコンにエクスポート後、ブラウザを使ってアップロード(推奨)
メリット |
デメリット |
ファイルを Vimeo にアップロードする前に、画質を確認することができます。 |
より多くの手順を踏む必要があります。 |
iMovie で圧縮設定に対する微調整ができます。 |
ブラウザが必要となります。 |
手順:
- 書き出したいシークエンスをハイライトします。
- [ファイル] > [共有] > [ファイル…]
- [ファイル] メニューで、以下のオプションを選択してください:
- タイトル
動画のタイトルを入力してください。 - 概要
必要に応じて動画の説明文を入力します。
⚠️ この説明文は Vimeo には表示されません。
- タグ
必要に応じて動画のタグを入力します。
⚠️ これらのタグは Vimeo には表示されません。
- フォーマット
動画とオーディオ - 解像度
最高画質にするには、最高の解像度を選択してください。 - 画質*
-
*ここに記載されたビットレートは基本的な動画ファイルに対する推奨値です。もし、アップロードする動画がそこまで複雑なもの(プレゼン用のスライドショーやインタビューなど)でなければ、低いデータレートを選びましょう。動画がかなり複雑なもの(画質の良い作品やスポーツイベントなど)ならば、ビットレートを高く設定することをお勧めします。
画質に問題がある場合は、解像度を上げるためにビットレートを最高値に切り替えるか、画質を「最高(ProRes)」に設定してください。
重要: データレートが低いとファイルサイズが小さくなり、アップロードが速くなります。様々なデータレートを試し、許容可能な映像画質を作り出す最低値を選択してください。
カスタム
次に、スライダーを使って動画ファイルに適した平均ビットレートを選択します。
SD: 2-5 mbps
720p: 5~10 mbps
1080p: 10~20 mbps
2K: 20~30 mbps
4K: 30~60 mbps
5K 以上: 50~80 mbps- 圧縮
高画質 - シアターに追加
チェック無し
標準的な 1080p 動画の設定例:
- 「次へ」をクリックします。
- 次のウィンドウで、「別名で保存」のとなりでファイルに名前をつけ、ファイルの保存先を設定してください。デスクトップなど、覚えやすい場所にしておくことをおすすめします。
- 「保存」をクリックします。
- エクスポートが開始されます。iMovie の右上にある青い丸をクリックすると進行状況が表示されます。
- エクスポートが完了すると、共有完了の通知が表示されます。エクスポートされた圧縮ファイルの映像と音声に問題がないことを確認後、Vimeo にアップロードしましょう!
iMovie から Vimeo に直接共有
iMovie には「Vimeo に共有」の機能が組み込まれています。この機能により、iMovie の圧縮処理と Vimeo へのアップロードをワンステップで簡単に行うことができます。
メリット |
デメリット |
ブラウザを開く必要なしに、ワンステップで iMovie から Vimeo にファイルをアップロードすることができます。 |
最終エクスポートファイルに対する圧縮設定の微調整ができず、Vimeo へのアップロード前に当該ファイルを表示することもできません。 |
まったく同じタイトル、説明、タグ、動画プライバシー設定を Vimeo で使用できるようにすることができます。 |
共有プロセスは Apple によって構築・管理されているため、Vimeo サポートチームが対応できない問題が発生する場合があります。 |
手順:
- 書き出したいシークエンスをハイライトします。
- ファイル > 共有 > Vimeo の順に進みます。
-
[ファイル] メニューから以下のオプションを選択します。
- タイトル
動画のタイトルを入力してください。 - 概要
必要に応じて動画の説明文を入力します。この説明文は Vimeo に表示されます。 - タグ
必要に応じて動画のタグを入力します。これらのタグは Vimeo に表示されます。 - 解像度
最高画質にするには、最高の解像度を選択してください。 - 視聴許可対象
Vimeo 上で動画プライバシー設定を行います。
- 全員— 誰でも視聴可能
- 自分がフォローしている人— Vimeo 上でフォローしている人のみ視聴可能
- パスワードを持っている人— 視聴者用のパスワードを設定する
- 自分のみ— あなたのアカウントにログインしている人のみ視聴可能
(注意: iMovie を通してのみ使用可能なプライバシーオプションもあります。特定のプライバシー設定が表示されない場合は、アップロード完了後、ブラウザを使って vimeo.com 上で動画プライバシー設定を更新することができます。)
- シアターに追加
チェック無し 例えば:
-
動画の再生時間の横に示されている推定ファイルサイズをご覧ください。Vimeo アカウント上にアップロードするのに十分な容量があることを確認します。
- 容量がある場合は、「次へ」をクリックします。
- 容量が不足している場合は、「解像度」を低くします。 -
Vimeo のユーザー名とパスワード(ブラウザでアカウントにアクセスする際に使用するもの)を入力します。
⚠️誤ったユーザー名/パスワードを何度も入力すると(古いパスワードを Keychain Access に保存している場合も)、iMovie からの共有を再試行できるようになるまで 1 時間お待ちいただく必要があります。その場合、上記の「パソコンにエクスポート」する方法に切り替えることをお勧めします。 - 「公開」をクリックします。
- 共有処理が開始されます。iMovie の右上にある丸いアイコンをクリックすると進行状況が表示されます。
-
Vimeo へのエクスポート/アップロード処理が完了すると、共有の成功を示す通知が表示されます。「アクセス」をクリックし、Vimeo で動画をご覧ください。
以下の場合、Vimeo への共有が 実行されない ことがあります。
- エクスポートの処理中に iMovie にエラーが発生した場合。この場合は、シーケンスを確認し、共有を再試行してください。
- Vimeo へのアップロード処理中に、インターネット接続が乱れたか切断された場合。この場合は、共有処理を再試行してください。問題が解決されない場合は、こちらのページをご確認ください。
- アップロードの完了に十分なストレージおよび/または容量制限が Vimeo アカウントにない場合。動画ビットレート/画質/解像度を低くして(一番目の方法に従って)パソコンにエクスポートしてください。容量を増やしたい場合は、アップグレードすることもできます。